今日はジェット・リーさんの映画について。
大好きな俳優さんです。
カンフー映画大好き (//>ω<)



   ☆キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001)


     監督:クリス・ナオン
     出演:ジェット・リー、ブリジット・フォンダ、チェッキー・カリョほか。
     製作国:フランス&アメリカ


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〇あらすじ
麻薬捜査のために中国からパリにやってきた捜査官リュウは、地元警察のリチャードとともにフランスー中国間で麻薬密売を行うギャングのソングの逮捕に向かうが、そこでリチャードの目論みによりソング殺害の犯人に仕立てあげられてしまう。
リチャードはひそかに麻薬の市場独占を狙う悪徳警官だったのだ。リュウは、身をかくまってもらった親類のエビチップス売りの店先で、娼婦ジェシカと出会うのだが、彼女もまたリチャードにはめられ、愛する娘を人質にとられたあげく路上で商売をさせられていたのだった。
リュウは彼女の娘を助けるため、そしてリチャードの企みをつぶし自らの身を助くために単身動き出す。 




※ジェット・リー・・・主役。リュウ役。



ジェット・リーのカンフーはとにかく美しい。元々大会とかにも出てたくらいだから、基礎もしっかりしているからなんだろう。
顔立ちが童顔。笑うと可愛いです。
この役は笑顔が少ないけど。というか、コメディタッチの作品よりも、この役のようにクールな方が私は好きです。
表情変えずに悪人どもを倒していく様はめっちゃかっこいい (*≧∪≦)
この映画の時の髪型も合ってて好きです。

特にラストの敵に電話をかけて、わざわざ窓際に来させるシーン。
居場所確認したあと、携帯を捨てて、アジトに乗り込むところは無表情の中に怒りが隠れていて素敵。


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そういえば、この作品に出てくる悪役のボス、チェッキー・カリョ。
かっこよくて良かった。

題名にもなっているキス・オブ・ザ・ドラゴン。
なんでこんな作品名なの?
ラブシーンなんてひとつもないし。
と、思って見てると最後に判明する真実。
ツボの名称(笑)

リュウはカンフーの腕前はもちろん一流だけど、実は他にも得意技が。
それは中国人ならではの針。
いわゆる医学的にツボに刺すアレです。
たまにカンフー映画でもそんな技を使って戦ったり、治癒したりするシーンがあるけど。
リュウもその知識があるのです。
で、最後に秘孔の禁断の技でカリョを倒す。それが「キス・オブ・ザ・ドラゴン」。
首のうしろに針を刺していました。
このシーンもかっこいい。

記事を書いていたら、また見たくなってきちゃった。
DVD持っているので今から見ようと思いますww




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テーマ : ♥ 大好きな映画 ♥    ジャンル : 映画
 2020_02_29



あまり初歩的なこととか分からないけれど、昔作ってみた俳句。
なんちゃって俳句(笑)

基本的な勉強なんてしてないから、雰囲気だけ見て頂けたら・・・




お題・冬

☆寒空に  祝ってくれる  寒葵(かんあおい)

☆我が心  映したような  小春空

☆梅の花  祝いの席で  咲き誇る

☆冬の宵  私も共に  竃猫(へっついねこ)

  ※竃猫~かまどの前で温まっている猫。

☆寒い日は  家族でつつく  牡丹鍋

☆雪の夜(よ)は  体ぽかぽか  みかんの湯

☆ひとり行く  淋しい道に  雪灯かり

☆雪獅子よ  魔除けとなりし  門の鬼

  ※雪獅子~雪で作った獅子の像。

☆雪あそび  母の呼ぶ声  雪の声

  ※雪の声~降る雪の中、聞こえてくる音。

☆夜なべして  母がつくった  綿帽子




お粗末様でした。
季語の美しさをもっと感じたいものです。




テーマ : 俳句    ジャンル : 小説・文学
 2020_02_28



海外もののミステリーもなかなか。
感想です。
ネタバレあります。




   ☆わが母なるロージー


      作者:ピエール・ルメートル


〇あらすじ
パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。
カミーユ・ヴェルーヴェン警部は、青年の真の狙いは他にあるとにらむが・・・。




爆弾犯との駆け引きも大きな展開もなく、ラストの母親と心中もある程度予想できてしまう。
この作者の作品は、これでもかというぐらいの残酷さや悲惨な状況のもあっての、大どんでん返しが楽しみだったのに少し残念。
まあ、短編としてはそれなりに楽しめたけど、きっとこの作品は映画にした方が面白いのではないかと予想。爆犯と警部との心理戦の駆け引き、彼と母親の過去などをもう少し綿密に描いてくれたら楽しい映像となるだろう。

ロージーの息子に対する異常なまでの妄執。愛するが故に自分から離れていってしまうことへの恐怖と失望。ただ息子の存在だけが彼女の生であり、希望でもあったのだろう。それ故に離れようとする息子を繋ぎ止めたくて、彼を連れていこうとする連中を次々と殺していってしまう。
愚鈍で直観だけで行動してしまう母親ロージー。
そんな母親のしてしまった犯罪を恐らく息子のジャンは気付いていた。にもかかわらず、結局彼も母から離れられない哀れな性格をしている。
結局離れようとしても、母の狂気が追ってくるわけで、それに逆らうことができない自分の弱さを感じていたのだろう。
彼も母に依存しているのだ。結局は似たもの親子なのだろう。

母に似て愚直さが垣間見えたジャンだったけど、最初から母との心中を考えていたのだろう。それにはまず母を刑務所から出さなければならず。そのためだけに事件を起こしてしまう。
ロージーは刑務所の中なんだから、なにも恐れず今度こそ思うように生きればよかったのに。やっぱり母を捨てきる勇気もなく、だけれど恋人を殺された悲しみや憤りも忘れることができずにいる青年に、誰か助けがあったならば、と思えてならない。
自分を母の呪縛から解き放つこと、それはもう死しかないのだという考えにたどり着いたのだろう。そして、根源の母親も殺すしかないという結論に落ち着いたのだろう。
その孤独な決意が痛ましさを感じるが、いかんせん短編なだけに、心情があまり見えてこなかったのが残念。







テーマ : 推理小説・ミステリー    ジャンル : 本・雑誌
 2020_02_27



ジブリを見ました。
久しぶり。
今日は感想を。





   借りぐらしのアリエッティ (2010)


     監督:米林宏昌
     声:志田未来、神木隆之介、大竹しのぶほか。
     製作国:日本



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〇あらすじ

14歳の小人の少女・アリエッティは両親と3人、人間に見られてはいけないという掟の下、郊外にある古い屋敷の床下で人間の生活品を「借り」ながら密かに慎ましく暮らしていた。

彼女が初めての「借り」を夜に控えたある日、人間の少年・が療養のため静かなこの屋敷へやってきた。その夜の借りで翔に見つかり、戦利品角砂糖も逃げる時にうっかり取り落としてしまう。

一度、翔の出方をみることにした父・ポッドと彼女だったが、母と大叔母から小人の話をよく聞かされていた翔は3人との接触を試みるようになる。

これに対しアリエッティは独断で動き網戸越しに気取られてしまうが、家族の安全のため、自分達小人と関わらないよう頼む。そこへイタズラ者のカラスが乱入して、この騒動で家政婦ハルは翔を怪しむようになる。

その夜、翔は部屋の寝室にあるドールハウスは翔の曽祖父がこの屋敷に住んでいる小人達への贈り物として造らせた物だと知る。

一方引越し先を探しに行っていたポッドはスピラーの助けにより無事帰り、スピラーから引越し先のアテやアリエッティ達以外にも小人達が無事でいるとの報せを得る。

ポッドは、生き延びるために家人に見つかったこの家から去る決意を語る。その時彼女らの家は揺れ、歪み、見慣れたキッチンは剥がれ、換わりにドールハウスのキッチンが降って来た。全て翔の善意によるものだったが結果として引越しは確定的となってしまう。

別れを告げるため、庭で休む翔の前に隠れることなく現れたアリエッティ。そんな彼女に憎まれ口を叩いてしまう翔だったが、守りたかったがための自分の行いが結果として彼女の住処を壊してしまったことを詫びる。

さらに自分は心臓の病で手術を受けるのだが、きっと死ぬのだろうと彼女に告げる。その時、翔の動向を窺っていたハルはついに小人の住処を発見し、アリエッティの母・ホミリーを誘拐すると、瓶の中に閉じ込めてしまう。

部屋に戻った翔はハルによって知らぬ間に閉じ込められてしまうが、そこへ現れたアリエッティにホミリーがいなくなったことを告げられる。悲しむアリエッティに、翔は共にホミリーを探すことを提案する。部屋から脱出して台所へ来た2人は、ホミリーを救出することに成功する。

その日の夜、アリエッティと両親はスピラーとの待ち合わせ場所である川へ向かう。明け方、飼いニーヤの知らせでアリエッティが川にいることを知った翔は、川へと急ぐ。

一方、ようやく川に到着したアリエッティ達は、スピラーと共に船代わりのやかんに荷物を積み始める。そしてアリエッティは、そこへ現れた翔に別れを告げると、引っ越し先を目指して川を下っていった。 




ジブリは夢があって好き。そしてなぜか、切なさが残る話が多い。

このアリエッティもそうだった。


小人の世界観はとても愛らしく、彼女たちの暮らす家も可愛い。

最初は意気揚々と好奇心旺盛の元気な女の子だったけど、人間である翔に見つかってしまってからはずっと憂鬱な表情が絶えない。

すごく素敵なドールハウス。最後はあそこに住めたら幸せだろうになあと思ったけど、やっぱりそうはうまくいかないのね・・・。

あの家に住んでいる祖母はとても寛容で小人に対しての理解力もあるのに。会うのを待ち望んでいるのに、うまく心が通じないものだ。

翔ももちろん理解もして、なおかつ孤独な人生において友人が欲しいと思っている。しかも重い病気まで患っているし。もう少しアリエッティとの想い出が作れたらよかったのに。


やはり最後は引っ越ししてしまう小人一家。

悲しみを乗り越えて最後は笑顔になるアリエッティ。

きっと、彼女は人間に対する気持ちを改めて生きていくのだろう。

人間もそう悪い生き物だけじゃないという思いで。

翔も彼女とのかけがえのない時間を共有することにより、諦めていた生への欲を思い出し、手術の成功を願う。

思春期の彼らの成長の物語。じんわり切ない別れ。

心に残る物語がまたひとつ増えた。







テーマ : スタジオジブリ    ジャンル : 映画
 2020_02_26



昨日は私の42歳の誕生日でした。
もう、そんな歳かぁ・・・。

ステーキを食べに行きました💖



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橋本駅ミウイにある「いきなりステーキ」

美味しくて、安いお店。
休日だったからか、店内も結構混んでました。
久しぶりのステーキ (((o(*゚▽゚*)o)))
美味しかった~!



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ケーキも食べました。
町田のルミネにある「ラ メゾン アンソレイユターブル」のケーキ。
普段は高くて、なかなか買えないけど、頂きました💖

友人たちからもお祝いのラインなどがあり、いまだに忘れずにいてもらえることに感謝感激雨あられです(笑)
今年も身体に気を付けて、飛躍の一年となりますように。
やりたいことが叶いますように。
行きたいところにいっぱいいけますように。
周りの人たちが幸せでいられますように。
両親が大きな病や怪我をしませんように。
願うのはそんなことばかりです^^










テーマ : 誕生日    ジャンル : ライフ
 2020_02_25



まだまだたくさんある昔の詩・・・。

徐々にアップしています。





   夜叉



赤いおべべを着た赤児はどこにおる

わたしのかわいい乳呑み児は

寒かろうと夜な夜な編んだ赤いおべべを着せた

わたしのかわいい乳呑み児よ


冬の山の嵐に耐え切れず

春の小川のせせらぎを聞けず

二度と眼を開けることをしなくなった

わたしのかわいい児


大丈夫

母さんがいつまでも傍にいるから

微笑んであげるから

抱き締めてあげるから

お乳を与えてあげるから

誰もおまえをひとりにはしない


今夜も嵐の中で

母さんが子守唄を歌ってあげる


ねんねんころり・・・


ああ、わたしのかわいい児を

もう一度わたしの胸に返しておくれ


山の無情と人の非情を背に受けて

一滴の水も一粒の米も与えられず


悪に魂を売る我が心

わたしのかわいい乳呑み児のために

たとえこの身は地獄にいこうとも

業火に焼かれようとも

許すまじか人の業


泣いて泣いて泣き暮れて

骨になった我が児に頬擦りする


赤いおべべを着た赤児はどこにおる

わたしのかわいい乳呑み児は


あの甘え声も聞けず

乳臭さもない

されど我が児かわいや


ああ、嵐よ

もっと狂うがいい!

海よ

もっと荒れるがいい!

そうしてわたしに力をおくれ!


今は夜叉と成り果てた我が身

片手に赤児を抱き

片手に斧を持ち

涙涸れ果てた我が身に

今夜も新しい生き血を・・・


ああ

憎らしや

ああ

恨めしや


我が罪

人の業

凡て焼き尽くされるまで

我は夜叉となりて

我が児を護る


赤いおべべを着せられない

悲しみを

笑いかけてくれない

切なさを

今夜も生き血で埋める

悲しい女

こんなに哀れな女が

他にいようか


恨んでも恨んでも

恨み切れず

ただ生き血を求める


赤いおべべを着た赤児はどこにおる

わたしのかわいい乳呑み児は

今夜も母さんが

おまえの耳元で

子守唄を歌ってあげる・・・





昔、漫画で「金田一くんの事件簿」というのがありました。

ドラマにもなったので、知ってる人も多いかと思いますが。


その中に、雪夜叉伝説みたいな話があって。多分、初期の方だと。

昔ながらの伝説。

村の因習。

おぞましい過去。

悲しい結末。


感化されて書いた詩です。





テーマ :    ジャンル : 小説・文学
 2020_02_24



 映画鑑賞の感想。
ネタバレしてます。




   ☆ダークサイド


       監督:ティム・ハンター
       出演:ニコラス・ケイジ、ロビン・タニーほか。
       製作国:アメリカ


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〇あらすじ
事故で小さな娘を失ったレイとマギーの夫妻は、心機一転、田舎町のモーテルを購入して経営を始めることにする。
ある日レイは、倉庫の奥で10号室の壁の裏まで続く秘密の通路を見つけ、マジックミラーで室内がのぞけることを知る。そしてレイは、2人の美女がSMプレイに熱中する姿を見てしまう。




う~ん・・・。
う~ん・・・。
正直いまいちだった。
というか、残念な映画。
構想はいいのに。あらすじ見て、面白そう! と思っただけに内容が残念すぎてガッカリ。

隠し通路のところまでは良かったんだけど。
見回りに訪れる警官もインパクトあって、良かった。
思った通り、コイツが犯人だったし。

夫婦の過去もいい設定。
ニコラスは浮気の罪、奥さんは酒の過ちにより娘を死なせてしまったというお互い後悔と懺悔の気持ちで、やり直そうと頑張ってる。
プールに豚の死骸とか、所々のシーンはすごく良かったけど、犯人の動機とか、謎の女の正体とか、元モーテルの経営者の過去とか、部屋の秘密とか、そういった箇所が中途半端でのめり込む怖さが半減。

私にとってのこういうホラー要素がある映画に求めるものはただひとつ。
「原因」

どうして、そんなことが起こったのか、因習とか過去とか、要因とか。
その部分がおぞましければおぞましいほど、ショックと怖さを感じてしまう。
いわゆるかるた歌の通りになぞらえて殺害されていくとか、村の因習の因縁でとか、伝説とか先祖代々の呪いとか、伝承とか復讐とか。その「答え」を考えるのが好きで。

残念なことにこの映画にはそれが感じられなかった。
ニコラス・ケイジも太っちゃったし。
なんだか、すごく残念な気分・・・





テーマ : ホラー映画    ジャンル : 映画
 2020_02_23



古典は好きで、百人一首も好きなもののひとつです。
でももうほとんど忘れちゃった(笑)

なので、また思い出すためにも、一から勉強し直してみようかと。
歌の意味や作者の思いや意図。そして時代背景。それにまつわる当時の政治や人間関係を紐解きながら、理解を深めていけたらと思います。




そもそも。
百人一首はどうやって生まれたのかを記しておこう。

正式名は小倉百人一首。その名の通り、小倉山(京都)で生まれたからこの名が着いたとされる。
歌を選んだのは、藤原定家。
百人一首は、百人の歌人を一首ずつ集めたもの。
およそ、800年前の、1235年頃に作られた。

定家は、京都の小倉山にあった別荘で歌を選んだという。
定家は、息子の妻の父にあたる宇都宮頼綱から「山荘の障子に飾る色紙を書いてくれないか」と頼まれた。当時は、襖や屏風に和歌を書いた色紙を貼って飾ることが風流だったそう。
定家は、平安時代のものを中心に、奈良時代以前から鎌倉時代初期に作られた優れた和歌を百首選び、色紙に書いて贈った。
このことが百人一首のもととなった。

百人一首の歌は、すべて勅撰和歌集の中から選ばれている。
勅撰和歌集とは、天皇の命令により作られた和歌集のことで、多くの名歌が集められている。
平安時代に作られた「古今和歌集」が日本で初めての勅撰和歌集である。

定家は「古今和歌集」をはじめ、十の勅撰和歌集から歌を選んだ。なので、定家の好んだ歌ばかりが多く集まっているともいえる。
歌はほぼその歌が詠まれた年代順となっている。最も多いのは恋の歌で、次に多いのは四季の歌。
季節を詠んだ歌の中では秋をテーマにしたものが一番多い。

百人一首は歌集として作られたが、かるた遊びとして広がった。
かるたは、「貝覆い(おおい)」という平安時代の貴族の遊びが元になっているといわれている。
しかし、貝殻の内側に歌の書かれた貝覆いは見つかっていない。それとは別に貝の内側に歌を書いた貝歌がある。
貝殻の一方にには歌の上の句が、もう一方には下の句が書かれ、組み合わせるとひとつの歌になる。

室町時代になると、ポルトガルからカードゲームが伝えられた。人々はこれにヒントを得て、貝ではなく紙に歌を書いた。これが現在のかるたの起こりだという。
「かるた」という言葉は、ポルトガル語で「カード」という意味で、そのまま日本語にしたもの。
かるた遊びは、江戸時代から流行し、特に小倉百人一首の歌が書かれたものが一番親しまれた。

と、小倉百人一首の簡単な歴史とかるたに関する話はこの辺りにして。
早速最初の歌を紐解いてみよう。


 ☆秋の田の かりほの庵(いほ)の とまをあらみ わが衣手は 露にぬれつつ

                                   天智天皇


(意味)
秋の田んぼの隅にある仮小屋は、草を編んで作った粗い造りなので、そこで番をする私の着物の袖は、夜露に濡れていくばかりです。


(解説)
季節は秋。
農民が仕事に勤しむ姿を作者が想像して詠んだ歌。

この歌は、百人一首でただひとつ、農民の姿を詠んだもの。
作者の天智天皇は、辛い農作業をする農民に共感して、この歌を詠んだという。
収穫をひかえた秋になると、農民は田んぼの隅に質素な小屋を作り、夜の間はその中で番をした。稲を鳥や動物に荒らされないように、徹夜で田んぼを守るためである。
この歌の農民は、秋の夜にひとり切りで小屋にこもり、朝が来るのを待っている。寒い夜に、苦労して田んぼを守る姿が表現されている。

「とまをあらみ」の「とま」とは、萱(かや)やすすきなどの草を編んで作った屋根や覆いのこと。
とまを使った仮小屋とは、乾いた草を編んで作ったテントのようなもの。目が粗いので、風や夜露が隙間から入り込んでくる。


(要約)
「収穫前の秋の田んぼは、侘しく静かな風情だ」と歌っている。




※天智天皇・・・626~671年。即位前の名前は、中大兄皇子。中臣鎌足とともに曽我氏を滅ぼし、第三十八代天皇に即位した。




天智天皇に関してはここではさらりとしておきます。
もちろん作者は皇子であり、この歌を作った頃はもう天皇という立場なわけで、実際にはこんな体験はしたことがなく、想像でしかないだろう。
では、なぜこんな農民の歌を作ったのか。
農民の苦労に思いを馳せ、庶民の苦しみや痛みを解する天皇という意図の元、作ったのではないかと推測される。
ただし、今ではこの歌は天智天皇が作ったものではないという説が定説となっている。

定家にとっては、尊ぶべき存在の天皇だったのだろう。そのために、この歌が一番目になったのではないかと思われる。

今の時代ではもちろん田んぼを夜間帯も番をするなんていう生活は誰もしていないだろうけど、当時としてはこの策を行わなければ、被害も大きかったのだろう。
当時の秋。今でいう何月頃に当たるのか分からないけど、それでも小屋の中に入ってくる隙間風の寒さやひとりきりの寂しさ・侘しさは辛かったろう。


では次回。






 2020_02_22



今日はサザンの曲紹介記事です。



   青い空の心 (No me? More no!) (1980)


      作曲・作詞:桑田佳祐


あの娘を感じさせてる
思う間もなく愛しい気持ち Woo
勝手な俺の気持ちをサイダー
夢を見るよで 冷たくてもアンタちょっと lovely

あの娘に見つめられてる
今宵こそはと思い入れ深く Yeh!
とっても女心せつなく
うつろな瞳 ふさぎ込めどアンタちょっと lovely

毎日がとてもつらくさびしくて
こんな感じでいつまでいれる
気持ちはかなく
心の中じゃ乱れてよう
会いたさ見たさ これきりよう

青空気分にゃ とてもじゃないけどサイダー
青空気分だとサイダー

あの娘を感じさせてる
思う間もなく愛しい気持ち Yeh!
勝手な俺の気持ちをサイダー
夢を見るよで 冷たくてもアンタちょっと lovely

  
毎日がとてもつらくさびしくて
こんな感じでいつまでいれる
気持ちはかなく
心の中じゃ乱れてよう
会いたさ見たさ これきりよう

青空気分にゃ とてもじゃないけどサイダー
あんなに燃えたらどないしょかないしょサイダー
青空気分だとサイダー

Chanson  d`amour
あたしゃこんなにきれいだけども 男にゃ縁がない
あたしゃこんなにきれいだけども 男にゃ縁がない



  
本人映像ではないですが。




7枚目のシングル「恋するマンスリー・デイ」のカップリング曲。
だから歌詞中に「サイダー」という言葉が入っているのですね~。
サブタイトルの“No me? More no!”は同製品CM撮影の際に、桑田さんがあまりにも大量にサイダーを飲んだため、「No me?」=『飲め!』「More no!」=『もう飲めない』という説や、「ノーミー モアノー」=『飲み物』というものが由来とされている。

初期の頃の桑田さんの曲は割とどれも似ている。
歌詞も割と似ている節がある。
なんだか、サイダーが飲みたくなったな(笑)






テーマ : サザン    ジャンル : 音楽
 2020_02_21



今日は昔の詩です。





   メシア



隣人を愛せば

己も愛される

かの十字架の方は言った


右の頬を叩かれたら

左の頬も差し出せと

あの方は言った


私は素直にあの方に従う忠実な下僕(しもべ)

誰がなんと言おうとも

あの方だけが私の唯一の神

私のちっぽけな存在を

あの方だけが許してくれる

憐れんでくれる

時には優しく

時には厳しく

私に言葉を投げ掛けて下さる

神々しい方


喜んで右の頬を差し出しましょう

喜んで左の頬を差し出しましょう

それこそ我が悦び

我が至福の瞬間

跪きあの方の御手に接吻す


おお!

私の唯一の神

おお!

私のメシア


あなたが差し出せというのなら

この生命(いのち)さえも投げ出しましょう


私の唯一の真実

ああ、イエス・キリストよ





私は仏教徒ですが、今回はキリストについて。

盲目な崇拝をテーマに。





テーマ : 詩・ことば    ジャンル : 小説・文学
 2020_02_20




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Author:toka115507270224
ようこそ!冬灯(とうか)のブログへ。
徒然に徒然なるがままに書き綴っています。主に自作の詩、サザン、役所広司さんやドニー・イェンなどなど。他にも興味があることを気の向くままに語っております。

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