マリオネット(自作の詩)

本日は昔の詩を。




   マリオネット


私はマリオネット
自由のないマリオネット
細い 細い
糸に繋がれて
ご主人様の言いなりに
人々を笑わすために
創り出された幻の命

心臓なんてない筈なのに
涙なんてない筈なのに
なぜこの心は
痛むのだろう

今日も私は観衆の中で
ピエロのように笑われる

ただ笑われるためだけに
生まれてきた紛い物の命

ご主人様の手に踊らされて
私は今夜も踊りたくない
ダンスを踊る

私の顔は涙も流せない
能面だから
きっと誰も気付かない
私の悲しみなんて

お願い神様
私を自由にして

どうかこの糸を断ち切って
心のままに踊らせて
ああ この手が
この足が
自由に動いたなら
あの少女のように
愛らしく笑えるかしら

それでも私はマリオネット
ご主人様の元でしか
生きられない
悲しい宿命

今夜もステージが待っている
私の悲しいダンスを
今宵も踊りましょう




操り人形にもしも感情があったなら・・・
なんて思いで書いたもの。

雁字搦めな人生。
逃げ出したいけれど、できない自分。
それは人生も同じ。



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