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梅月夜の夢物語り

レディ・ジョーカー(ドラマ)

こんにちは。

今日はドラマの感想です^^



     レディ・ジョーカー (2013)

       監督:水谷俊之
       出演:上川隆也、柴田恭兵、豊原功補、山本耕史ほか。
       製作国:日本
       製作局:WOWOW(全7話)


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〇あらすじ

昭和22年、物井清三の兄は日之出麦酒を解雇された。

解雇の真の理由が、被差別部落の出身者と関わったことだと知った兄は、会社に意見の手紙を送った。

平成16年10月、『日之出ビール』の城山社長が誘拐され、5億円を要求する手紙が残された。

差出人は「レディ・ジョーカー」と記されていた。

その5か月前、物井清三の孫がバイク事故で死亡した。

清三の娘婿である秦野浩之は、息子が暴走した理由が日之出ビールにあるとして、会社に恨み言を言った。

死んだ息子は、日之出ビール社長の姪である佳子の恋人であり、そのために血筋を調べられた。

秦野の実父は被差別部落の出身者だったのだ。

そんな秦野に、日之出ビールと関わりのある総会屋が、密かに入手した50年以上前の清三の兄の手紙を渡し、会社を強請れと持ちかける。

城山社長誘拐の実行犯は、清三の仲間の布川たちだった。

社長は56時間で無事に解放され、身代金も奪われなかった。

城山社長は実行犯から日之出ビールの商品価値を人質として新たに20億円を要求され、それを警察にも隠していた。

実行犯は、社長の姪の恋人の差別問題も関係があると仄めかしていた。

企業イメージから、差別は決して公に出来ない問題だった。

物井清三は、品川署の半田刑事と繋がりがあり、警察の内部情報を得ていた。

「レディ・ジョーカー」の主犯は清三であり、半田も実行犯のメンバーだった。

偽の身代金受け渡しを演じ、誤認逮捕で警察を翻弄する清三たち。

日之出ビールの商品には異物が混入され、出荷停止に追い込まれる。

レディ・ジョーカーと半田の関係に気付き始める本庁の合田刑事。

日之出ビールでは密かに、「レディ・ジョーカー」に20億円を送る準備を始める。

城山社長の弟で、佳子の父である副本部長は心労から自殺する。

警察は半田刑事が犯人一味であると断定する。

上司の警部は責任を取らされる絶望感から自殺する。

面子にこだわる警察上層部は、半田の事情聴取をためらう。

単独で半田を追い、ナイフで刺される合田刑事。

警察幹部を動揺させたい半田は自首をし、完全黙秘を貫く。

気が抜けて、奪った金に興味を示さない清三たち。

実行犯の一人で金を保管していた高は、総会屋に連れ去られる。

城山社長は退陣し、総会屋との縁を切るために背任の罪を被る。

傷が癒えて、刑事を続けると語る合田。

清三の仲間の布川は、重い障害のある娘を残して連絡を絶つ。

清三は、「レディ」と愛称で呼ばれるその娘を黙って引き取る。





主人公が警察側の人物となったことで、刑事ドラマとして制作されている。
原作は、高村薫。
小説はグリコ・森永事件から着想を得て執筆されたという。

ビール会社を脅迫する主人公と、その仲間の人間模様を描く物語。
今は希薄になってしまったが、日本に根深く残る差別が根底にある。

レディ・ジョーカーの5人の設定は、社会的弱者にスポットを当てて、不条理な世の中に対して文句も愚痴も言わずに耐え忍んでコツコツと生きる男たちが、その鬱憤を一気に吐いてしまうという、まさしく社会派ミステリーの一級品ともいえる内容。

孤独で、世間に対して憤りを常に感じている一般庶民。
まさしく我々の代表者ともいえるべき身近な存在。

最終的にはトカゲのしっぽ切りのような状態で収束し、レディジョーカー事件そのものの真相も闇に葬られ、また政治家の関与も闇の中のままとなりる。

レディたちは犯罪には成功したものの、幸せという顔ではない。
障害のある娘を置き去りにしてしまう父親の代わりに仲間たちが面倒を見ていく結末は悲しさが漂う。
なぜ逃げてしまったのか。

それにしても仲間たちは人がいいというか、情けのある人物であることが知れるシーンだ。
結局事件の犯人たちであろうと推測するものの、結局は捕まえることなく見逃してしまう警察もどうなんだろうとは思うけど。

何も解決していないし、他のドラマみたいに巨悪が倒されるわけでもないから、なんとなく釈然としない終わり方。
でも現実って案外こんなものなのかも、という納得感はある。

結局は巨悪の影に全ては呑み込まれてしまうのだ。
その中でのレディ・ジョーカー事件なんて些末なものなのだろう。
むしろ全てが明るみにさらされることを嫌がってもいるということなのだろう。

こういうドラマが多いと、政治家って「悪」というイメージが浸透してしまう気がする。
子供たちが政治家になりたい! 総理大臣になりたい! なんて夢に思う子がいないのも頷ける。
少しはいい政治家の物語を作品化した方がいいのではないか・・・と、余計な心配をしてみたり(;^_^A

全体的に物悲しく、静かなトーンだったドラマ。
なにも解決できずに不完全燃焼のまま終息していく様も含めて、色々考えさせられる内容でもある。
本当に日本の政治界には深い闇が存在するのか。
そしてその闇は一生明かされることなく過ぎていってしまうのか。

ほの暗い思惑と諦めがそこには感じられる。
昨今、色んな政治家絡みの汚職事件を見ると、ドラマだけの世界ではないのだと痛感するものの、それでもどこかよそ事の雰囲気が漂っていて、我々庶民には現実感がない。
これは日本人の悪い体質なのだろうか。

当事者にならなければ、論外で他人事扱い。
こんなことを書いている私自身がまさにその筆頭。

だから余計若者たちは政治離れをしている。
これは政府の思惑なのかもしれない・・・






一言お断りを。
実は今、ひじょうに忙しい毎日でして・・・。
コメント頂いた方々にはお返事できなくて大変申し訳ありません。
壱日も休みがない状態でして。
仕事が休みの日には資格取るため、学校に行っています。
勉強も、まあ、しているのでそれだけで精一杯の毎日です。
記事は以前書き貯めていたのを予約で更新しております。
なので、あまり自分のブログを見返す時間もなくて。
コメント頂いた方には申し訳ないですが、お返事はまだしばらくはできないことをどうかご了承ください。
宜しくお願い申し上げます。

皆さまのブログには、時間の合間にお邪魔させて頂いております。
宜しくお願い致します。

        冬灯
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  1. 日本のドラマ~酔いどれ廓📺
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