レディ・ジョーカー(ドラマ)
昭和22年、物井清三の兄は日之出麦酒を解雇された。
解雇の真の理由が、被差別部落の出身者と関わったことだと知った兄は、会社に意見の手紙を送った。
平成16年10月、『日之出ビール』の城山社長が誘拐され、5億円を要求する手紙が残された。
差出人は「レディ・ジョーカー」と記されていた。
その5か月前、物井清三の孫がバイク事故で死亡した。
清三の娘婿である秦野浩之は、息子が暴走した理由が日之出ビールにあるとして、会社に恨み言を言った。
死んだ息子は、日之出ビール社長の姪である佳子の恋人であり、そのために血筋を調べられた。
秦野の実父は被差別部落の出身者だったのだ。
そんな秦野に、日之出ビールと関わりのある総会屋が、密かに入手した50年以上前の清三の兄の手紙を渡し、会社を強請れと持ちかける。
城山社長誘拐の実行犯は、清三の仲間の布川たちだった。
社長は56時間で無事に解放され、身代金も奪われなかった。
城山社長は実行犯から日之出ビールの商品価値を人質として新たに20億円を要求され、それを警察にも隠していた。
実行犯は、社長の姪の恋人の差別問題も関係があると仄めかしていた。
企業イメージから、差別は決して公に出来ない問題だった。
物井清三は、品川署の半田刑事と繋がりがあり、警察の内部情報を得ていた。
「レディ・ジョーカー」の主犯は清三であり、半田も実行犯のメンバーだった。
偽の身代金受け渡しを演じ、誤認逮捕で警察を翻弄する清三たち。
日之出ビールの商品には異物が混入され、出荷停止に追い込まれる。
レディ・ジョーカーと半田の関係に気付き始める本庁の合田刑事。
日之出ビールでは密かに、「レディ・ジョーカー」に20億円を送る準備を始める。
城山社長の弟で、佳子の父である副本部長は心労から自殺する。
警察は半田刑事が犯人一味であると断定する。
上司の警部は責任を取らされる絶望感から自殺する。
面子にこだわる警察上層部は、半田の事情聴取をためらう。
単独で半田を追い、ナイフで刺される合田刑事。
警察幹部を動揺させたい半田は自首をし、完全黙秘を貫く。
気が抜けて、奪った金に興味を示さない清三たち。
実行犯の一人で金を保管していた高は、総会屋に連れ去られる。
城山社長は退陣し、総会屋との縁を切るために背任の罪を被る。
傷が癒えて、刑事を続けると語る合田。
清三の仲間の布川は、重い障害のある娘を残して連絡を絶つ。
清三は、「レディ」と愛称で呼ばれるその娘を黙って引き取る。
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