トランプ台上の首(ドラマ)

こんにちは。

大好きな金田一シリーズ。
ドラマバージョン。
紹介と感想です。
ネタバレしてます。




   トランプ台上の首 (2000)

     出演:古谷一行・古手川祐子・高畑淳子・谷啓ほか。




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〇あらすじ

表題は『トランプ台上の首』となっているが、内容は専ら『黒猫亭事件』に基づいている。

原作に無い「マジック」という要素が加えられていて、原作の1つとしてクレジットされている『トランプ台上の首』は単にマジックのモチーフとして使われているに過ぎず、推理小説としての内容は全く継承されていない。

メインゲストが演じる女性マジシャン・紅マヤ(原作の桑野鮎子に相当)は金田一の手品の師匠という設定である。

「黒猫亭」を経営する糸島礼次郎(原作の糸島大伍)の妻・繁子(原作のお繁)こと松田花子は、手品師だった父・右京丸の死後、引き取って虐待していた養父(叔父)を殺していた。

マヤと同一人物であったと最後に判明するのは原作と同様である。

興行師だった糸島は右京丸と花子を知っており、引揚船で遭遇した繁子を食い物にしていた。

繁子はマヤとの二重生活を当初秘密にしていたが、気付いた糸島はそれを容認し、周囲にはマヤも愛人の1人と思わせていた。

日兆は谷中の蓮正寺の僧侶で、「黒猫亭」の庭ではなく寺の境内から、全身ではなく頭蓋骨を発見する。

頭蓋骨の主である千代子(苗字は小野ではなく桑野)はマヤが所属する魔術団の元団員であり、糸島と愛人関係になってマヤの正体を知り、脅迫していた。

糸島は千代子殺害と同時期に撲殺されて死体は防空壕に隠されていた。

糸島が黒猫の死体を埋めたというのは単に日兆がそのように証言しただけであり、実際には日兆が千代子を埋めて白骨化するまで待ってから頭蓋骨を掘り出していた。

金田一たちがそのことに気付いたころ、日兆は絞殺されて首吊り死体で発見される。

原作の風間俊六に替えてマジシャン・風間隼人が登場し、マヤと風間は互いを公私にわたる将来のパートナーとして考えていた。

金田一は歯科医を巡ってレントゲン写真を集め、頭蓋骨の主が千代子であること、マヤと繁子が同一人物であることを証明する。

そして、マヤに全てを告白させた後、マヤと風間に最後のマジックショーを求める。





私の中では古谷一行が一番しっくりくる。
金田一といえば、古谷一行というイメージ。

この作品は内容は黒猫邸。
なんで金田一耕助シリーズって、内容もラストも知ってるのに見たくなるんだろう。
不思議だ。

もちろん原作は横溝正史。
だいたい犯人は途中で分かるんだけどね。

どんな理由があろうとも、やはり悪事は必ずバレるもの。
そしてそれを隠すために嘘をついていけばいくほど暴かれてしまうということ。
人間の業と復讐と哀しみと。
そんな思いが詰まったドラマ。




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2021/01/23(土) | 日本のドラマ~酔いどれ廓📺 | トラックバック(-) | コメント(0)

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