美しい人(ウィリアム・フィクナーさんの映画)
サンドラ
群刑務所に収監されているサンドラは模範囚を目指しており、そのために同じ囚人の行為を密告することも受け入れる。
娘が面会にやって来るが、会話に使う電話機が壊れていて声が聞けなかったため、感情的になり看守に取り押さえられる。
ダイアナ
深夜営業のスーパーマーケットで買い物をしていた妊婦ダイアナは、昔の恋人ダミアンと数年ぶりに再会する。
お互いに結婚したことなどを話すうち、かつての破局や現在の気持ちが口に上り、両者共に葛藤する。
一度は拒絶の態度を見せるものの、立ち去ったダミアンの後を追うダイアナ。
ホリー
離れていた家を久しぶりに訪れたホリーは、強い態度で妹のヴァネッサに迫り、父親を職場から呼び出させる。
父親の帰宅を待つ間、幼い頃の思い出に触れて笑顔を見せるが、辛い記憶とも向き合わざるを得なくなる。
やってきた父親を前にするとヴァネッサを外へ追いやり、銃口を彷徨わせる。
ソニア
ソニアとマーティンは、友人夫婦のダミアンとリサの新居を訪問。
しかし歓談が始まる前からソニアたちはぎこちない距離感を見せ始め、ついにはダミアン夫妻の前で自分たちが冷え切った関係であることを露わにしてしまう。
サマンサ
サマンサの父親は病気で車椅子が必要になり、片手も不自由なため音楽演奏に困難を抱えている。
父はサマンサのことを大事に思っているものの、妻についてはサマンサ越しに様子を尋ねるだけ。
サマンサの母・ルースは夫の介護に疲れており、夫の様子を直接窺うことはせずサマンサに尋ねる。夫婦直接の会話はなく、常にサマンサが両者の間を取り持っている。
介護や金銭を気にして遠地への進学を諦めないよう、それぞれから諭されるサマンサだが、家に残ることを告げる。
ローナ
元夫アンドリューの再婚相手が自殺し、その葬式へ参列したローナ。
周囲の冷ややかな態度に耐えられず帰ろうとする彼女をアンドリューは引き止め、ずっとローナへの想いを抱き続けていたことを告白する。
ローナもそれを拒絶しきれない。
ルース
娘の教師と不倫しているルースは、逢瀬のためにモーテルへ。
しばしロマンスに浸るルースだが、ふと一人になった際、近くの部屋の女性客が警察に連行されるところを目撃する。
何気なくその部屋へ立ち入ったところ、後片付けに残っていた女性から、客が幼い娘のことなどを口にしていたと聞き、部屋へ戻って娘のサマンサへ電話をかける。
夫の様子を尋ねたルースは、不倫相手を残してモーテルを後にする。
カミール
乳がん手術を控えるカミールは情緒不安定になり、医師や看護師に対する罵りを口にするばかりか、些細なことで夫リチャードをもなじる。
だがリチャードは鷹揚とした態度を変えず、カミールを思いやる。
マギー
墓地を訪れたマギー。
ある墓の前で娘のマリアと穏やかなやり取りを続けるが、やがて泣き崩れてしまう。
そして、娘の好物を墓石の上に残し、一人で去っていく。
人間関係に問題を抱えている女性に焦点を当てた9本のショートストーリー。


手話って難しいよね。
役者ってすごい。
出番は正直少なかったけど、貴重な役のウィリアムが見れただけでも幸せだ。
このあと二人はどうなるのか分からないけど。
この話意外もどれも中途半端で切れているので、想像するしかない。
特に気になるのは、「ホリー」の話。
拳銃で最初は父親を撃とうとするもののできず、自分に当てるところまでしか映像にない。
このあとどうなってしまったのか、とても気になる内容だ・・・。
他の話もなんとも遣り切れない、すっきりしないものばかりで、なんとなくモヤモヤする感じ。
正直、あまり好きにはなれない映画だったけど、ウィリアム・フィクナーが見れたからもうそれだけでいいや(笑)
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